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【北海道・2026年氷の祭典】「層雲峡」vs「支笏湖」冒険とまどろみの分岐点

目次

疲労度の目安(結論の早見)

  • 層雲峡ルート:★★★★☆(移動距離が長く、会場も極寒。体力は確実に削られる)
  • 支笏湖ルート:★★☆☆☆(空港から40分。宿と会場が徒歩圏内のため消耗は最小限)

あの「氷の青い光」が、頭から離れない。

SNSで流れてきた、一枚の写真。
闇の中に浮かぶ、青白く光る巨大な氷の壁。
いつか見てみたいな」と思いながら、スマホの画面をそっと閉じた。

でも正直、北海道の冬は怖い。
氷点下10度とか、20度とか、もう人間が外にいていい気温じゃないですよね。
「絶景を見たい」と「寒くて死にたくない」の間で揺れている──そんなあなたに、この記事を贈ります。

北海道が誇る2大氷祭り、「層雲峡(そううんきょう)温泉 氷瀑まつり」と「支笏湖(しこつこ)温泉 氷濤まつり」。
どちらも息を呑むほど美しいけれど、寒さへの覚悟と移動のハードルがまるで違います。
今回は「いかに凍えずに、楽をして絶景を手に入れるか?」という視点で、2026年の最新情報をもとに徹底比較していきますね。

ROUND 1:移動と開催期間(2026年版)

まずは現実的な「移動」と「日程」のスペック比較です。
ここが旅の快適さを大きく左右するので、しっかり見ておきましょう。

項目層雲峡(氷瀑まつり)支笏湖(氷濤まつり)
イベント名第51回 層雲峡温泉 氷瀑まつり2026 千歳・支笏湖 氷濤まつり
開催期間2026/1/24(土) ~ 3/8(日) 期間が長い!2026/1/31(土) ~ 2/23(月・祝) 期間が短いので注意!
アクセス遠い。
旭川紋別道「上川層雲峡IC」から車で30分。
JRなら「上川駅」からバスで30分。
近い。
新千歳空港からタクシーで約40分(約7,000円)。
お祭り期間中は完全予約制バス「氷濤BLUE LINER」あり(片道1,000円~)。
会場へ駐車場無料。
ホテルから送迎バス必須の場合が多い。
多くのホテルから徒歩圏内
(すぐ逃げ帰れる!)
入場料協力金 1,000円高校生以上 1,000円

層雲峡は開催期間が長いので日程調整しやすいのが強み。
ただし、移動は「旅」というより「遠征」に近い覚悟が要ります。
旭川空港からでも車で1時間半ほどかかるので、移動だけでかなり消耗するんですよね。

一方、支笏湖は「氷濤BLUE LINER」(要予約)を使えば、空港からほぼ直通で40分。
この手軽さは圧倒的です。
「寒いのは15分で十分。あとは宿で温まりたい」というタイプには、支笏湖一択かもしれません。

ROUND 2:見どころと「寒さ対策」グルメ

層雲峡】冒険と「北の氷酒場」

ここは「見る」というより「体感する」祭りです。
峡谷を利用した巨大な氷像のスケール感は、写真では伝わりきらないものがあります。
週末には打ち上げ花火が夜空を彩り、受験生に人気の「落ちない・滑らない」お賽銭箱がある氷瀑神社も見どころですね。

土日祝限定で登場する「北の氷酒場」も外せません。
氷のカウンターで、高砂酒造の地酒や温かい酒粕ココアを飲む──この非日常感がたまらないんです。

ただし、会場は極寒で地面がツルツル。滑り止め(スパイク)は必須ですよ。

支笏湖】「支笏湖チップ」と「絶品プリン」

こちらは「食べる」楽しみが充実しています。
支笏湖の湖水を吹き付けて作られた「支笏湖ブルー」の氷柱は、派手さよりも美術館のような静けさが魅力。
眺めているだけで、気持ちがすっと落ち着いていくのがわかります。

グルメの目玉は「支笏湖チップ(ヒメマス)」。支笏湖の名物です。
冬期休業のお店が多いですが、お祭り期間中だけ営業するお店(食事処 寿など)や、ホテルの食事で塩焼きやお寿司を楽しめるチャンスがあります。
もうひとつ、忘れてはいけないのが「パティシエ・ラボのプリン」。

「水の謌」に併設されたスイーツショップで、ここのプリンやシュークリームをテイクアウトして、暖かい部屋で食べるのが至福の時間ですよ。

支笏湖ルート限定:空白の3時間を埋める「空港引きこもり」プラン

支笏湖へ行くあなたにだけ許された特権があります。
それは、新千歳空港を「通過点」ではなく「目的地」として楽しむこと。
外は氷点下ですが、空港内はぽかぽかの楽園です。

1. 前菜:まずは「新千歳空港温泉」でリセット

場所は国内線ターミナルビル4F。到着ロビーからエレベーターで直行できます。
露天風呂で頭上を飛ぶ飛行機の音を聞きながら温まる、という不思議な体験。
リラックスルーム」もあるので、食後の仮眠場所も確保されています。まさに「拠点」ですね。

2. メイン:北海道グルメの迷宮「グルメワールド」へ

場所は国内線ターミナルビル3F。ここに全道のグルメが集結しています。
北海道ラーメン道場」で有名店(えびそば一幻など)を攻めるもよし。
「ドライブインいとう」の豚丼や、「きくよ食堂」の海鮮丼もおすすめです。

何を食べようか迷って3周する時間すら、楽しいんですよね。
この「選ぶ余裕」が持てること自体が、まどろみ旅の証拠かもしれません。

3. デザート:世界一の激戦区「ソフトクリーム」狩り

新千歳空港は「ソフトクリーム総選挙」が行われるほどの聖地。店舗数は30以上です。
好みに合わせて、おすすめを3つ紹介しますね。

  • 濃厚派なら:「きのとや」の極上牛乳ソフト(数々の賞を総なめにした王道)
  • さっぱり派なら:「雪印パーラー」の空港ソフト
  • 変化球なら:「わかさいも」のあんぽてとソフト(中にあんこが入っています)

今の気分にぴったりの1本を探して、展望デッキで飛行機を見ながら食べる。
これが最高の締めくくりです。

ROUND 3:ホテル対決「極上の引きこもり」

寒がりな私たちが最も重視すべきは「宿」です。
外がマイナス10度でも、部屋の中が天国なら問題ありません。
今回はハイクラスな「おこもり対決」をお届けします。

【層雲峡】ホテル大雪 ONSEN & CANYON RESORT

ターゲットは特別フロア「雪花(せっか)」。
ここは「館内で湯めぐり冒険」ができる宿です。
3つの大浴場とサウナを順番に巡る贅沢が待っています。

  • 展望大浴場「大雪乃湯」(西館7階):最上階の絶景と、セルフロウリュができる本格サウナ。雪が降る日は、露天から見上げる空が格別です。
  • 峡谷露天風呂「天華の湯」(別館3階):層雲峡の自然に溶け込むような開放感。朝霧の中で入る温泉は、この宿でしか味わえない体験ですね。
  • 欧風大浴場「チニタの湯」(東館1階):レンガ造りの趣ある空間で、3つの中で「一番お湯が熱い」のが特徴。冷え切った体にはここが天国です。

これらを回る「湯めぐりラリー」も開催されていますよ。
雪花フロアの特権として、一般客とは別の専用お食事処「季饗庵」で、静かに創作会席を楽しめます。
部屋に展望風呂がついているので、大浴場に行かずに雪見風呂を堪能することも可能。

泉質は単純硫黄泉。あの「ザ・温泉」という硫黄の香りに包まれると、体の芯からじんわり温まっていくのがわかります。

【支笏湖】しこつ湖鶴雅リゾートスパ 水の謌

ターゲットは温泉露天風呂付特別室(100㎡超)。
ここは「部屋から一歩も出ない」ための宿です。
部屋のスペックがとにかくすごい。

114㎡の広さに、キッチン、ダイニング、そして温泉露天風呂付き。
この部屋の宿泊者は夕食時のドリンクがインクルーシブ(一部除く)になります。お財布を気にせずお酒を楽しめる、大人の余裕ですね。
館内の癒やし施設も充実しています。

  • サウナ:2023年リニューアル済み。「支笏湖ブルー」をイメージした青い光とオートロウリュで、ぼんやり過ごせる空間です。
  • エステ:オイル、フェイシャル、タイ古式までメニューが豊富(60分1.5万円~)。日頃の頑張りを手放す時間にぴったり。
  • ピローギャラリー:自分に合う枕を選んで、ぐっすり眠れる夜を約束してくれます。

泉質は炭酸水素塩泉。トロトロとしたやわらかいお湯で、冬の乾燥で疲れた肌もしっとり潤います。
「とろみのある温泉」と聞くだけで、もう行きたくなりませんか。

【重要】私の「支笏湖・氷濤まつり」攻略ルーティン

私は断然、アクセスが楽な支笏湖派です。
消耗しない、私の必勝パターン(2026年版)を伝授しますね。
ポイントは「2回に分けて見る」こと。これだけで、寒さのダメージが激減します。

14:30 チェックイン

特別室なら14時から入れます。
まずは「パティシエ・ラボ」でプリンを買って、部屋でウェルカムスイーツと共にひと休み。
焦る必要はどこにもありません。

16:00 氷濤まつり「1周目」

夕食前に、散歩がてら会場へ。
実は昼間の「支笏湖ブルー」こそが本来の青さで、ライトアップとは違う静かな美しさがあるんです。
ここ、知らない人が多いんですよね。

16:45 一旦ホテルへ避難

体が冷えたら、歩いて数分のホテルへ帰還。
冷えた体を部屋の温泉で「解凍」します。
これができるのが「水の謌」最大の強み。

17:30 氷濤まつり「2周目」

日が暮れてライトアップされた会場へ再出動。
幻想的な景色を堪能したら、混み合う前に宿に戻り、インクルーシブのお酒と共にゆったり夕食。
この「寒くなったら宿に逃げ帰る」ができるかどうかが、氷祭りの満足度を決定的に分けます。
層雲峡ではこの戦術が使いにくいので、支笏湖の圧倒的な地の利なんですよね。

【帰路】新千歳空港の「暖かさ」が、旅の余韻になる

氷の世界から戻ってきて、新千歳空港の自動ドアをくぐった瞬間。
暖かい空気がふわっと体を包んで、「あぁ、生きてる」と心底思うんです。
この安堵感が、不思議と旅の一番の思い出になったりします。

搭乗口に向かうまでの時間に、「きのとや」でソフトクリームを食べてもいい。
お土産の「白い恋人」を手に提げながら、さっき見た氷の青い光を反芻してもいい。
北海道の空港には、そういう「余韻をかみしめる余白」がちゃんとあるんですよね。

飛行機のシートに座って目を閉じれば、2時間後にはもう羽田。
体は東京に戻っているのに、まぶたの裏にはまだあの青い光が残っている。
そんな帰り道が待っています。

結論:どっちに行く?

  • 花火と硫黄泉の湯めぐりで、冬の北海道を全開で楽しみたいなら
    → 層雲峡(ホテル大雪・雪花)がおすすめです。ただし移動は長旅。スパイク靴を忘れずに。
  • 空港から40分で、とろみの温泉とプリンに包まれたいなら
    → 支笏湖(水の謌)がおすすめです。2026年は2月23日までと期間が短いので、予約はお早めに。

私ですか?
もちろん「支笏湖」です。
寒いのは15分で十分。あとは暖炉の前でまどろむのが、大人の賢い冬旅ですから。

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この記事を書いた人

北海道の旅ブロガー
消耗しない旅の設計図
「並ばない」「詰め込まない」「我慢しない」
疲れない旅だけを提案しています。

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