北海道の冬のイベントは美しいです。 でも、命がけで寒いです。
「一生に一度は見たい」と言われる2大氷祭り、「層雲峡(そううんきょう)温泉 氷瀑まつり」と「支笏湖(しこつこ)温泉 氷濤まつり」。 どちらも幻想的ですが、寒さへの耐性と移動のハードルが全く違います。
今回は、「疲れたくない・寒いの無理」をモットーとする私が、2026年の最新情報をもとに、「いかに凍死せずに、楽をして絶景を見るか?」という視点で徹底比較します。

ROUND 1:移動と開催期間(2026年版)
まずは現実的な「移動」と「日程」のスペック比較です。
| 項目 | 層雲峡(氷瀑まつり) | 支笏湖(氷濤まつり) |
| イベント名 | 第51回 層雲峡温泉 氷瀑まつり | 2026 千歳・支笏湖 氷濤まつり |
| 開催期間 | 2026/1/24(土) ~ 3/8(日) 期間が長い! | 2026/1/31(土) ~ 2/23(月・祝) 期間が短いので注意! |
| アクセス | 遠い 旭川紋別道「上川層雲峡IC」から車で30分。 JRなら「上川駅」からバスで30分。 | 近い 新千歳空港からタクシーで約40分(約7,000円)。 お祭り期間中は完全予約制バス「氷濤BLUE LINER」あり(片道1,000円〜)。 |
| 会場へ | 駐車場無料。ホテルから送迎バス必須の場合が多い。 | 多くのホテルから徒歩圏内(すぐ逃げ帰れる!) |
| 入場料 | 協力金 1,000円 | 高校生以上 1,000円 |
★まどろみポイント
- 層雲峡: 期間が長いので日程調整しやすいですが、移動は「旅」というより「遠征」です。
- 支笏湖: 「氷濤BLUE LINER」(要予約)を使えば、空港からドア・ツー・ドアで40分。この手軽さは圧倒的です。
ROUND 2:見どころと「寒さ対策」グルメ
【層雲峡】冒険と「北の氷酒場」
ここは「見る」というより「体感する」祭りです。
- 見どころ: 峡谷を利用した巨大な氷像、週末の打ち上げ花火、そして受験生に人気の「落ちない・滑らない」お賽銭箱がある氷瀑神社。
- お楽しみ: 土日祝限定の「北の氷酒場」で、氷のカウンターで高砂酒造の地酒や温かい酒粕ココアが飲めます。
- 注意点: 会場は極寒で地面がツルツルです。ゴムチューブ滑り台などアクティビティも多いですが、滑り止め(スパイク)は必須です。
【支笏湖】「支笏湖チップ」と「絶品プリン」
こちらは「食べる」楽しみが充実しています。
- 見どころ: 支笏湖の湖水を吹き付けた「支笏湖ブルー」の氷柱。派手さよりも美術館のような静けさがあります。
- グルメ:
- 支笏湖チップ(ヒメマス): 支笏湖の名物。冬期休業のお店が多いですが、お祭り期間中だけ営業するお店(食事処 寿など)や、ホテルの食事で塩焼きやお寿司を楽しめるチャンスがあります。
- パティシエ・ラボのプリン: 「水の謌」に併設されたスイーツショップ。ここの「プリン」やシュークリームをテイクアウトして、食べ歩き(または暖かい部屋で食べる)のが最高です。
※支笏湖ルート限定:空白の3時間を埋める「空港引きこもり」プラン
支笏湖へ行くあなたにだけ許された特権。それは、新千歳空港を「通過点」ではなく「目的地」として楽しむことです。外は氷点下ですが、空港内はポカポカの楽園です。
1. 前菜:まずは「新千歳空港温泉」でリセット
- 場所: 国内線ターミナルビル 4F
- ポイント:
- 到着ロビーからエレベーターで直行。
- 露天風呂で飛行機の音を聞きながら温まる。
- 重要: ここには「リラックスルーム」があるので、食後の仮眠場所も確保されています。まさに「拠点」です。
2. メイン:北海道グルメの迷宮「グルメワールド」へ
- 場所: 国内線ターミナルビル 3F
- 楽しみ方:
- 「北海道ラーメン道場」で有名店(えびそば一幻など)を攻めるもよし。
- 「ドライブインいとう」の豚丼や、「きくよ食堂」の海鮮丼など、全道のグルメがこのフロアに集結しています。
- ブログ的には「何を食べようか迷って3周する時間すら楽しい」と描写すると、余裕のある旅感が伝わります。
3. デザート:世界一の激戦区「ソフトクリーム」狩り
- 場所: 空港内各所(特に2F・3F)
- ネタとしての強さ:
- 新千歳空港は「ソフトクリーム総選挙」が行われるほどの聖地です。店舗数は30以上。
- おすすめの紹介方法:
- 濃厚派なら: 「きのとや」の『極上牛乳ソフト』(数々の賞を総なめにした王道)
- さっぱり派なら: 「雪印パーラー」の『空港ソフト』
- 変化球なら: 「わかさいも」の『あんぽてとソフト』(中にあんこが入っています)
- 「今の気分にぴったりの1本を探して、展望デッキで飛行機を見ながら食べる」のが最高の締めくくりです。
ROUND 3:ホテル対決「極上の引きこもり」
寒がりな私たちが最も重視すべきは「宿」です。今回はハイクラスな「おこもり対決」です。
【層雲峡】ホテル大雪 ONSEN & CANYON RESORT
ターゲット:特別フロア「雪花(せっか)」
ここは「館内で湯めぐり冒険」ができる宿です。
- 3つの大浴場とサウナ:
- 展望大浴場「大雪乃湯」(西館7階):最上階の絶景と、セルフロウリュができる本格サウナ。
- 峡谷露天風呂「天華の湯」(別館3階):層雲峡の自然と一体化する、朝霧が美しい露天。
- 欧風大浴場「チニタの湯」(東館1階):レンガ造りで「一番お湯が熱い」。冷え切った体にはここが天国です。
- ※これらを回る「湯めぐりラリー」も開催されています。
- 雪花フロアの特権: 一般客とは別の専用お食事処「季饗庵」で、静かに創作会席を楽しめます。部屋に展望風呂がついているので、大浴場に行かずに雪見風呂も可能です。
- 泉質(単純硫黄泉): 「ザ・温泉」という硫黄の香り。血行促進効果が高く、冷え性に最強です。
【支笏湖】しこつ湖鶴雅リゾートスパ 水の謌
ターゲット:温泉露天風呂付特別室(100㎡超)
ここは「部屋から一歩も出ない」ための宿です。
- 部屋のスペックが異常: 114㎡の広さに、キッチン、ダイニング、そして「温泉露天風呂」付き。 この部屋の宿泊者は夕食時のドリンクがインクルーシブ(一部除く)になります。お財布を気にせずお酒を楽しめる、大人の余裕。
- 美と癒やしの施設:
- サウナ: 2023年リニューアル。「支笏湖ブルー」の青い光とオートロウリュで瞑想できます。
- エステ: オイル、フェイシャル、タイ古式までメニューが豊富(60分1.5万円〜)。
- ピローギャラリー: 自分に合う枕を選んで快眠を約束。
- 泉質(炭酸水素塩泉): 別名「美人の湯」。トロトロのお湯で、乾燥した冬の肌もしっとりします。
【重要】私の「支笏湖・氷濤まつり」攻略ルーティン
私は断然、アクセスが楽な支笏湖派です。 絶対に疲れない、私の必勝パターン(2026年版)を伝授します。
- 14:30 チェックイン 特別室なら14時から入れます。まずは「パティシエ・ラボ」でプリンを買って、部屋でウェルカムスイーツと共に休憩。
- 16:00 氷濤まつり「1周目」 夕食前に、散歩がてら会場へ。実は、昼間の「支笏湖ブルー」こそが本来の青さで美しいんです。
- 16:45 一旦ホテルへ避難 体が冷えたら、歩いて数分のホテルへ帰還。冷えた体を部屋の温泉で解凍します。これができるのが「水の謌」の強み。
- 17:30 氷濤まつり「2周目」 日が暮れてライトアップされた会場へ再出動。幻想的な景色を見て、混み合う前に宿に戻り、インクルーシブのお酒と共に優雅に夕食。
結論:どっちに行く?
- 「花火」と「硫黄泉の湯めぐり」で、冬の北海道を全開で楽しみたいなら
👉 層雲峡(ホテル大雪・雪花) (※ただし移動は長旅です。スパイク靴を忘れずに!) - 「空港から40分」で、「美肌湯とプリン」に癒やされたいなら
👉 支笏湖(水の謌) (※2026年は2月23日までと期間が短いので予約はお早めに!)
私ですか? もちろん「支笏湖」です。 寒いのは15分で十分。あとは暖炉の前でまどろむのが、大人の賢い冬旅ですから。


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