メリークリスマス!……ですが、私は今日、煌びやかなイルミネーションには目もくれず、お布団の中から南半球へ「高飛び」しようと思います。
こんにちは、まどろみトラベラーのかおるです🐕🦺💤
街はクリスマスソングで溢れていますが、こんな時こそ、世界で一番「静か」で「孤独」な場所に行きたくなりませんか? 今日のまどろみ旅の行き先は、南米チリ・イースター島(ラパ・ヌイ)。
地図で見てみましょう。南太平洋の真ん中にポツン。 最寄りの大陸まで約3,700km。これは北海道から沖縄までの距離(約2,200km)よりも遥かに遠い、正真正銘の「絶海の孤島」です。
この小さな島には、現代科学をもってしても完全には解明できない**「モアイ像」**が、なんと約900体も鎮座しています。 文字を持たなかった彼らは、誰に向けて、何のために、どうやってこの巨石を運んだのか?
聖なる夜に、悲しき巨人の謎を解く冒険へ。 温かいココアと、想像力の準備はいいですか? いざ、出発です。
【まどろみ旅・ハイライト】圧巻の15体「アフ・トンガリキ」
まずは、イースター島で最も有名なスポットへワープしましょう。 島の東岸にある、最大の遺跡です。
・ワープ先: https://x.gd/uklzo
見てください、この圧倒的な光景! 幅100メートル以上の石の台座(アフ)の上に、15体のモアイがズラリと整列しています。 一番大きなものは高さ8.6メートル、重さは80トン以上。大型トラック数台分もの重さの石が、どうしてこんな綺麗に並んでいるんでしょうか。
ここで、一つ目の「謎」です。 「なぜ、モアイは海に背を向けているのか?」
普通、島の守り神なら、外敵がやってくる「海」の方を向きそうですよね? でも、彼らは島の内側、つまりかつて集落があった場所を見つめています。
実はモアイは、威嚇するための兵器ではなく、亡くなった王や祖先を祀った「墓標」であり、子孫を見守る「守護神」だったと言われています。 海からの風を背中で受け止め、その巨大な体で村人たちを優しく見つめ続けてきた……。 そう思うと、この無表情な石像から、深い愛情のようなものを感じませんか?
【日本との絆】
実は、この15体のモアイ、かつては部族間戦争や津波ですべて倒れていました。 それを現在の姿に復元したのは、なんと日本のクレーンメーカー「タダノ」です。 「モアイを助けてほしい」という島の知事の呼びかけに応え、クレーンを島へ運び込み、1995年に修復を完了させました。 遠い南の島に、日本の技術と情熱が生きているなんて、なんだか誇らしいですね。
【まどろみ旅・潜入】モアイ製造工場「ラノ・ララク」
完成品を見た後は、その「製造現場」へ潜入しましょう。 島の東部にある火山、ラノ・ララクです。
・ワープ先:https://x.gd/eVe4x
ここは、島中のモアイが切り出された「石切り場」。 見てください、山肌のあちこちに、作りかけのモアイや、運び出される途中で放置されたモアイが散乱しています。 その数、約400体。
地面からニョキッと顔だけ出しているモアイも多いですが、これ、実は地中に巨大な体が埋まっているんです。 長い年月で土砂が堆積し、今の姿になりました。
ここで二つ目の、そして最大の謎。 「車輪を持たない彼らが、どうやって最大80トンの石を20kmも運んだのか?」
インカ帝国と同じく、彼らも車輪や大型動物(馬や牛)を持っていませんでした。 かつては「丸太をコロにして運んだ」説が有力でしたが、最近の研究と、島に伝わる伝説が驚きの真実を示唆しています。
「モアイは、自分で歩いた(マナの力で歩いた)」
「またまた~」と笑いたくなりますが、実はこれ、あながち嘘ではないんです。 近年の実験で、モアイの底面を工夫し、縄をかけて左右に揺らすと、まるで冷蔵庫を運ぶ時のように「ヨチヨチと歩いて前進する」ことが証明されました。 巨人が集団で大地を歩いていく姿……想像するとちょっと可愛いですが、当時の人々にとっては神聖で大掛かりなパレードだったに違いありません。
【まどろみ旅・衝撃】モアイには「目」があった?
さて、少し場所を変えて、島で唯一の白砂のビーチ「アナケナ」へ。 ここで、モアイの「本当の顔」をお見せしましょう。
・ワープ先: https://x.gd/NeIwD
ここのモアイ(アフ・ナウナウ)は、保存状態が非常に良く、頭に赤いプカオ(帽子のような髷)を乗せています。 そして、注目してほしいのは「顔」です。
本来、完成したモアイには「目」が入っていたことが分かっています。 白目は白い珊瑚、黒目は黒曜石や赤色凝灰岩。 博物館に復元された「目のあるモアイ」を見ると、今の眠たげな表情とは一変、カッと見開いた鋭い眼光で、ゾッとするほどの迫力(霊力=マナ)を感じます。
私たちが知っているモアイは、いわば「魂が抜けた状態」。 かつては、その眼力で島全体を支配していたのです。
【まどろみ旅・考察】なぜ文明は滅んだのか?
美しい海と、謎めいた巨石。 一見、楽園のように見えるこの島ですが、実は人類にとっての「悲しい教訓」が刻まれています。
かつてこの島は、ヤシの木が生い茂る緑豊かな森でした。 しかし、人々はモアイ作り競争に熱中するあまり、運搬用のコロや燃料として木を伐採し尽くしてしまったのです。
森が消え、土が海へ流出し、作物が育たなくなり、船を作る木もないから魚も捕れない。 飢餓に陥った島では、壮絶な部族間争いが勃発しました。 その怒りの矛先は、守ってくれなかった神(モアイ)へ向けられます。
「モアイ倒し戦争」の始まりです。 相手の部族のモアイをうつ伏せに倒し、その「目」を砕いて魂を殺す。 今日紹介した「立っているモアイ」はすべて近年の復元であり、20世紀初頭までは、島のモアイはすべて倒されていたそうです。
地球の縮図とも言われる、小さな島の歴史。 「限界を超えた開発」の果てに残された静寂な石像たちは、現代を生きる私たちに無言の警告をしているようにも見えます。
【まとめ】孤独な島の、静かな夜
お疲れ様でした! これにて、イースター島への「まどろみ旅」は終了です。
華やかなイルミネーションも素敵ですが、絶海の孤島で、星空とモアイを見上げるクリスマスも悪くないですよね。 かつての悲劇を乗り越え、今はただ静かに海風に吹かれている巨人たち。 彼らの孤独に少しだけ寄り添って、今夜は眠りにつきたいと思います。
やっぱり「旅は移動じゃない、妄想だ。」 皆さんも、よい夢を。おやすみなさい🐕🦺💤

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