「週末、美味しいものが食べたい。でも、疲れたくない。」
毎日がんばる現代人にとって、冬の北海道旅行は魅力的ですが、同時に「寒そう」「移動が大変そう」というハードルもありますよね。ガイドブックを開けば「時計台」「羊ヶ丘展望台」と、極寒の屋外スポットばかり。
正直に言います。疲れている私たちが求めているのは、観光ではありません。
「暖かい部屋でフカフカの布団にくるまること」と「絶品の北国グルメを味わうこと」。この2つだけです。
そこで、北海道在住の私が、羽田空港から出発し、雪道を1ミリも歩かずに(すべて地下直結で)、スープカレー・ジンギスカン・寿司・シメパフェを制覇する、究極の「まどろみグルメプラン」をご提案します。
有給休暇は不要。土日だけで、心と胃袋を限界まで満たしに行きましょう。
この旅のスペック表(忙しい人はここだけ見て!)
まずは、この旅の概要をサクッと確認しましょう。
| 項目 | 内容 |
| 日程 | 土日(1泊2日) |
| 出発地 | 羽田空港(JAL便が便利でおすすめ) |
| 予算目安 | 5万〜8万円(航空券・ホテル・食費込) |
| 疲労度 | ★☆☆☆☆(食べて寝るだけ。観光ゼロ) |
| 服装 | 厚手のコートは不要。カーディガン推奨(※後述) |
| ミッション | 行列店を「裏技」で攻略し、並ばずに食べる |
「外は吹雪でも、中は天国。一歩も出ない強い意志が必要です。」

【1日目・土曜】到着即ソフト、からのスパイス天国。
10:00 新千歳空港着:まずは「ウェルカム・ソフト」の儀式
羽田を朝8時台に出発すれば、10時には北の大地です。
到着ロビーに出たら、JRの改札へ急いではいけません。まずは2階のセンタープラザへ向かいましょう。
ここには、新千歳空港のソフト・アイスクリーム総選挙で王者に君臨し続ける名店、『きのとや』があります。
- 食べるべき逸品: 「極上牛乳ソフト」
- なぜ食べる?: これは普通のソフトクリームではありません。生クリームをそのまま冷やしたような、圧倒的な重量感と濃厚さ。小腹を満たすのに最適です。
- まどろみポイント: 空港内は暑いくらいに暖房が効いています。その中で冷たい濃厚ソフトを舐める背徳感。これで脳が「北海道モード」に切り替わります。

11:00 札幌へ移動:指定席は「安眠代」として課金せよ
ソフトクリームで落ち着いたら、JRで札幌市内へ。
- 移動の鉄則: 快速エアポートの「uシート(指定席)」を必ず確保してください。プラス840円かかりますが、確実に座れて、リクライニングシートで快適にまどろめます。混雑した自由席で立っていては、札幌に着く前に疲れてしまいます。
12:30 ランチ:地下から攻める濃厚スープカレー
札幌駅に着いたら、絶対に地上に出てはいけません。 駅直結の「札幌駅前通地下歩行空間(通称:チ・カ・ホ)」を通って、大通方面へ向かいます。
- お店: 『SOUP CURRY TREASURE(トレジャー)』
- ここが正解: 超有名店「GARAKU」の姉妹店ですが、比較的に入りやすく、地下街からアクセス良好です。
- おすすめメニュー: 「鉄板ハンバーグ」のトッピング。肉汁と濃厚なスープが絡み合い、疲れた体に染み渡ります。

15:00 チェックイン&本気のお昼寝タイム
お腹がいっぱいになったら、観光…はしません。ホテルへ直行です。
- 推奨ホテル: 札幌駅直結の「JRタワーホテル日航札幌」や、地下道からほぼ直結の「クロスホテル札幌」など。
- 何をするか: 部屋着に着替えて、2時間ほど本気で昼寝をします。これが夜の胃袋のコンディションを整えるための重要な「予定」です。
18:00 ディナー:予約必須のジンギスカン
夜の札幌は氷点下ですが、ホテルからタクシーに乗れば無傷です(ワンメーター+α程度)。
- お店: 『夜空のジンギスカン(すすきの店など)』
- 攻略法: 有名店「だるま」は予約不可で極寒の中1時間待ちますが、ここは「予約可能」です。並んでいる人を横目に、暖房の効いた個室へスッと入りましょう。
- 体験: 臭みのない新鮮な生ラムを、夜景を見ながらビールで流し込む。服に匂いがつきにくい排煙設備も完璧な「都会派ジンギスカン」です。
21:00 夜のシメ:大人の隠れ家でパフェ
札幌の夜は、ラーメンではなく「シメパフェ」で終わるのが文化です。
- お店:『パフェテリア パル』など(すすきの周辺に多数)
- 体験: まるでバーのような暗めの落ち着いた照明の中で、芸術的なパフェを食べます。お酒を使ったメニューもあり、甘すぎず、そのまま心地よい眠気へ誘われます。
【2日目・日曜】海鮮と温泉で仕上げる
08:00 朝食:ホテルのビュッフェで海鮮丼を作る
朝から市場へ行く必要はありません。北海道のホテルは朝食競争が激しいため、「いくらかけ放題」や「勝手丼(自分で作る海鮮丼)」があるホテルを選べば、館内で最高級の朝食が完了します。

11:00 ランチ:回転寿司の行列を「寝て待つ」
札幌に来て寿司を食べずに帰れません。しかし、人気店は3時間待ちが当たり前。
- お店: 『根室花まる(JRタワー店など)』
- まどろみ流攻略法:
- お店に行き、発券機で整理券を取る。
- チェックアウト前ならホテルの部屋に戻る、または近くのカフェで休憩する。
- スマホで順番状況を確認し、呼ばれる直前にお店へ向かう。
- 店頭で立ち尽くす必要は一切ありません。これぞ賢い旅人の戦い方です。
14:00 空港へ:最後の楽園「空港温泉」
早めに新千歳空港へ戻ります。お土産を買ったら、4階へ向かいましょう。
- スポット: 『新千歳空港温泉』
- 体験: なんと空港内に天然温泉があります。露天風呂から飛行機の離発着を眺めるという、非日常な体験ができます。旅の締めくくりに一風呂浴びて、メイクも落とし、パジャマのような楽な服に着替えてしまいましょう。
- 帰宅後: 羽田に着いて自宅に戻ったら、お風呂に入る手間なく、そのまま布団へダイブできます。最高の週末の終わり方です。

【保存版】まどろみ旅の持ち物&アドバイス
最後に、ストレスをゼロにするための知恵を授けます。
- 服装は「玉ねぎ戦法」で北海道の室内は、暖房が効いていて東京より暑いくらいです。分厚いニット1枚だと汗だくになります。「薄手のインナー + すぐ脱げるカーディガン + 防風コート」のように、体温調節しやすい重ね着が正解です。
- 足元は「履き慣れたスニーカー」でOK今回のプランは「地下直結」と「タクシー」のみ。雪道を歩かないので、重たいスノーブーツは不要です。滑りにくい底のスニーカーなら十分です。
- トイレは「デパート」を狙え駅の公衆トイレは混みます。駅直結のデパート(大丸やステラプレイスなど)の、上の階のトイレは比較的空いていて、パウダールームも綺麗で快適です。
まとめ:何もしない贅沢を、週末に。
「せっかく来たんだから観光しなきゃ」と予定を詰め込む旅は、もう卒業しましょう。
美味しいものを食べて、暖かい場所で深く眠る。それだけで、月曜日からの活力は十分にチャージされます。次の週末は、お布団から抜け出して、空飛ぶお布団(飛行機)に乗って、北の国へまどろみに来ませんか?



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