まどろみ旅とは

①まどろみ旅

―― 消耗しないことを最優先に設計された旅

旅に出たはずなのに、
帰ってきたら、なぜか疲れている。

もしそれが「よくあること」だと思っているなら、
この記事は、たぶんあなたのためのものです。

このブログが提案するのは、
**「疲れない旅」**ではありません。
**「消耗しない旅」**です。

観光地をいくつ回ったかでも、
どれだけ特別な体験をしたかでもない。

この旅の基準は、ひとつだけ。

旅のあとに、ちゃんと余力が残っているか。


なぜ、旅は疲れてしまうのか

旅行は楽しいはずなのに、
帰宅後、ぐったりしてしまう。

その原因は、体力だけではありません。

旅の途中で、私たちはずっと判断をしています。

  • 行き先を決め続ける
  • 混雑を避けるために気を張る
  • 「せっかく来たから」と無理をする
  • 予定を詰め込みすぎる

ひとつひとつは小さなことでも、
それが一日中、続いていく。

旅は非日常です。
でも同時に、判断の連続でもあります。

気づかないうちに、
心のほうが先に消耗してしまう。

まどろみ旅は、
この前提を疑うところから始まります。


まどろみ旅が大切にしていること

まどろみ旅では、
「何をするか」よりも先に、

**「何をしなくていいか」**を決めます。

  • 無理に観光しなくていい
  • 混んでいたら、やめていい
  • 退屈でも、失敗ではない
  • 楽をしてもいい
  • 動き続けなくてもいい
  • 成果を持ち帰らなくてもいい

ただ、消耗しないことを優先する。

それだけで、
旅の質は驚くほど変わります。


快適さも、立派なまどろみ旅

まどろみ旅は、
「何もしない旅」だけを指しません。

  • 混雑を避ける時間帯を選ぶ
  • 閑散期に訪れる
  • 上位の部屋やラウンジで過ごす
  • 移動を減らすために、環境にお金を使う

これらは贅沢ではありません。
消耗を減らすための設計です。

時間をお金で買うことも、
静かな場所を選ぶことも、
心を守るための選択です。


この旅が合う人、合わない人

この旅が合うのは、こんな人です。

  • 旅で消耗したくない
  • 日常に戻る体力を残したい
  • 楽をしながら、ちゃんと満足したい

逆に、

  • 観光地を制覇したい
  • 常に動いていたい
  • 達成感を最優先したい

そんな時期には、
別の旅のほうが合っています。

まどろみ旅は、
すべての人のための正解ではありません。


これは、旅の記録ではない

このブログは、
旅の思い出を並べる場所ではありません。

消耗しない旅という選択肢を、
そっと差し出す場所です。

国内でも、海外でも。
温泉でも、ホテルでも。

設計思想が同じなら、
それはまどろみ旅になります。


最後に

旅は、
日常から逃げるためだけのものではなく、
日常に戻るための準備でもあります。

もし今、

どこかへ行きたいけれど、
疲れたくないと感じているなら。

まどろみ旅という考え方は、
その気持ちを否定しません。

消耗しない旅も、立派な旅です。

「消耗しない旅」という選択。

もし少しでも心が軽くなったのなら、
まずは自分の旅がなぜこれまで疲れていたのか、
その『正体』を知ることから始めてみてください。

実は、旅が疲れるのは体力のせいではなく、
最初から消耗するように設計されているからなのです。

次の記事を読む:[なぜ旅はこんなに疲れるのか ―― 楽しいはずなのに消耗する理由]

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